ロックミュージシャンという 生き方の選択
その生き様に触れたとき、
オリジナリティとは何かを知る
ロックで生きる男たちってどんなだろう。
挨拶を交わしカメラを廻し、初めて接したロックミュージシャン。
「朝から晩まで音楽の事を考える」 - ロック界の大御所・柴山俊之が
さらりという。 10 個指輪をした手を静かに重ね、真摯にインタビューに
応える。「もっと出会いたいね、新しいミュージシャンと」
ニット帽の坂田伸一が「まずやってごらん、聞いてごらん」
と一言で優しく強くロックへ導く。ドラムを叩くステックの美しさは
我われをリハスタジオからサクッと別世界へ引き込む。
天神・ JUKE RECORDS から堤防まで2時間カメラを引き連れてくれた
山部善次郎。「このままずっと音楽をやり続けたい」とインタビューを
締めくくり、ずぶずぶに濡れたスーツ姿にくわえ煙草で帰っていった。
「触ってしまうんだよ、ここに楽器があると … 」究極に照れ屋なベーシスト
奈良敏博が重く口を開く。それでも音楽の話になるとなんとも素敵な
苦笑いを見せてくれる。
見事に整理されつくした自分の事を、わかりやすく話してくれた
水戸華之介。その堂々とした言葉は、突撃的インタビューで撮影させて
もらった背景を感じさせない。しかし、それがステージでは一転する。
ロックミュージシャンって非常でいて優しい。
無秩序のようでいて整っているやんちゃで熱い博多の音楽文化人たち
1960 年代から博多はロック・カオスなのではないだろうか?
この映画になにも説明なんかいらない。
彼らのこの力強い姿がそこにあるだけでいい。
彼らは息を吸うように演奏し、ご飯を食べるように歌い、
聴衆の心をつかむ楽曲を創り出す、
根っからのアーティストだった・・・・・・。
東京という巨大な都市の中で
ショービジネス界を漂流した彼らが
最後にたどり着いたのは、
自身の足で立ち、自分の手で楽曲を聴衆へと届ける
という独立したスタイル。
無邪気に未来を語り、本気で挑む。
「自分の生き方」を貫き通す彼らの姿は、
困窮する時代の中で迷う
多くの人への道標となるはずだ。
日々「次何しよう」って考えていたら 30 余年が経っていた
過去も景気もおかまいなしに突き進む孤高の音楽家たちに
時代は「 YES 」と言うだろう
※配布中のチラシでは上映時間95分となっておりますが、正しくは特典映像8分+本編82分の90分となります。 |