新作『サバイバル・オブ・ザ・デッド』(原題)の公開も間近い『ゾンビ』のマスター・オブ・ホラー、ジョージ・A・ロメロの初期傑作が奇跡の劇場公開。2010年2月には『サハラ 死の砂漠を脱出せよ』のブレック・アイズナー監督によるリメイク版も全米公開される。細菌兵器の恐怖、軍部の暴力、政府の陰謀、30年の時を経ながら今なお力強く訴えかけるテーマと娯楽性を持ち合わせた近未来SFサスペンスの力作をご堪能ください。
妻を殺害し、二人の子どももろとも我が家に火を放つ男。それが事件の始まりだった。消防士のデヴィッドは同僚のクランクと共に火災現場に急行し、デヴィッドの恋人ジュディもまた勤務先の病院に向かう。そこには白装束の一団と軍人たちがいた。伝染病が発生したと知らされたジュディは、それが化学防護服に身を包んだ兵士たちであることを知る。身重のジュディを気遣った医師は一握りの注射を持たせジュディを逃がすが、その間にも病気に罹り理性を失ったと思われる人間たちの小競り合いが起きていた。デヴィッド、クランクと合流したジュディはボルマン父娘と共に、封鎖されようとしている街からの脱出を図るが、すでに軍隊は街中に進行し住民たちの鎮圧・隔離を行っている。はたしてこれは単なる伝染病なのか? 逃走を続けるデヴィッドたちの前では、明らかに“何か”によって狂っていく人々の血まみれの戦いが繰り広げられていた……。
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