小学生のディッキーと、工事現場で働く父親のティーは、いまどき珍しいほどの超ビンボー親子。“息子には最高の教育を受けさせたい”という父の願いから、お金持ちの子女が集まる名門小学校にディッキーは通っているが、学校では浮きまくり、同級生の心ないイジメを耐え忍んでいる。ある日、ティーがゴミ捨て場から謎の物体を拾ってきたことから、ディッキーの暮らしに変化が訪れる。それは、予想以上に“使えねー”地球外生命体=ミラクル7号だった…! 香港映画界が誇るトップスターであり、監督作『少林サッカー』『カンフーハッスル』で世界中を熱狂させたチャウ・シンチーがSF映画に初チャレンジ。これまでに数え切れない主演作・監督作の看板を背負ってきたシンチーであるが、本作の主人公は小学生のディッキーだ。1万人が参加したオーディションでシンチーが見出した新人子役は、実は女の子。過去にもカレン・モクやヴィッキー・チャオを別人のように変身させたシンチーが、今回もマジックを見せる。また、一貫して“ダメ男の起死回生”を描いてきたシンチーが、家族愛を真正面から描いている点にも注目だ。