フー・キルド・ナンシー

2009年 イギリス 上映時間:96分
カラー/ドルビーデジタル/ビスタ/DLP上映

フー・キルド・ナンシー

原題:WHO KILLED NANCY
監督:アラン・パーカー
原作: 「シド・ヴィシャス ノー・ワン・イズ・イノセント」
出演: グレン・マトロック、ドン・レッツ、スティーヴ・ウォルシュ、ジョン・ホルムストロム、アラン・ジョーンズ、アイリーン・ポーク、ヘリン・キラー、スティーヴ・ウォルシュ 他
配給: キングレコード +iae

1978年10月12日、
チェルシー・ホテル100号室でナンシー・スパンゲンの遺体発見。

シド・ヴィシャス(SEX PISTOLS)、第二級謀殺容疑で逮捕、
1979年2月2日、薬物の過剰摂取により死亡。

1978年10月12日、ニューヨークのチェルシー・ホテル100号室にて女性の刺殺体が発見された。殺されたのはナンシー・スパンゲン、元売春婦であり、ヘロイン中毒者であり、世界で最も有名なパンクロック・バンド、セックス・ピストルズのベーシスト、シド・ヴィシャスのガールフレンドである。殺人の容疑で逮捕されたのはシド・ヴィシャスだった。しかし保釈期間中の1979年2月2日、シドはヘロインの過剰摂取により死亡、事件の捜査は容疑者の死とともに打ち切られた・・・。
「誰がナンシーを殺したのか?」
「シドは本当に殺ったのか!?」
以後シド&ナンシーの死はロックの伝説と化し、SEX PISTOLSとパンクロックに暗い影を落としてきた。この物語は1986年アレックス・コックス監督によって『シド・アンド・ナンシー』として映画化もされている。そして1985年、シドの母であるアン・ベヴァリーが作家のアラン・パーカーに連絡、息子の無念を晴らすために事件をもう一度調べて欲しいと依頼。これにもとづきパーカーは独自の研究と調査を重ねて今まで3冊もの本を執筆している。1996年9月、アラン・パーカー宛てで、息子の無実を証明して欲しい旨を記した一通の手紙を残し、シドの母が自殺。以後パーカーは事件の真相究明のためにその人生を捧げてきたと言っても過言ではない。その調査の集大成として発表された最新のシド・ヴィシャス評伝が「シド・ヴィシャス ノー・ワン・イズ・イノセント」であり、それを原作としてアラン・パーカーが自身初となる監督もつとめたのが本作『フー・キルド・ナンシー』である。監督として長いキャリアを誇るグラミー賞受賞者ドン・レッツにアドバイスを受けながら、182人もの関係者にインタビューを敢行、ニューヨーク市警察の捜査資料を洗い直し、チェルシーホテル100号室で一体何が起こったのかを探る。

30年の時を経て語られるパンクロック史上最大のミステリー、シド&ナンシー。
−The Guardian

シド&ナンシーの死はロックの伝説と化し、激しい議論が交わされてきたが…。
−The Telegraph
結局は、シドがこの不正な出来事の犠牲者だったと言えるのではないか。
−Daily Mail
このドキュメンタリーは、今まで誰も見たことのない視点、角度からこの事件を描いている。おかしく、驚きに満ちていて、知的。しかし、何よりも、このドキュメンタリーは’Bollocks’なしで事実のみをあなたに知らせる。
−Brit Flicks

史上最高のロックンロール・ドキュメンタリーの一つだ。
−Andrew Loog Oldman (Original Manager of the Rolling Stones)

この映画を実現できた(できる)のは世の中に一人しかいない。その人物はアラン・パーカー、シドが最も近かった本物の伝記作家。誇りに思う。
−Malcolm McLaren (Original Manager of the Sex Pistols)

6人の指紋が部屋で発見されたにもかかわらず、その誰もが取り調べを受けていない。
さらに部屋にあったとされる大金の行方も分かっていない。警察の捜査が
いかにいいかげんなものだったかが分かる。
−Film 4

「シドは間違いなく殺していない」というのが本作の正直なタイトルだろう。
−Clash Magazine